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「ホルテンさんのはじめての冒険
/ O'HORTEN」

北欧のノルウェーの首都・オスロが舞台のお話。 オスロとノルウェー第2の都市・ベルゲンを結ぶ電車 ベルゲン急行の運転士、鉄道一筋のオッド・ホルテン(ボード・オーヴェ)。

無口で真面目、いつも決まった通りの生活を送る毎日。 40年勤め上げた運転士の仕事の最終日前夜 和やかにホルテンさんを送る会のパーティーが進む中、 度重なる偶然から、やむなく冒険の一途をゆくことになるホルテンさん。 決して彼の意志ではなく、なんとなくその状況に放り込まれて? 困りながら、それでも彼の冒険は進んでゆく。
 
鉄道ユニフォーム姿でいつもパイプをふかしながら、 言葉少なげなホルテンさん。 困った状況の中でも、絶えず生真面目にゆく彼の行動は えっと思うくらいに大胆に出ることもあって、 それがくっすり笑いを誘う。
冒険の中で出合う様々な人たち。 それは人だけではなくモノから動物まで。 彼らとの交流は、 言葉は少なくとも心の通っているのが感じ取れる。

劇中"音"のないシーンも多く、 プラス感情が顔に出にくい?登場人物たち。 そんな彼らの織りなすユーモアは、 絶妙な間と共にシニカル☆ そしてそこはあたたかい世界観に包まれている。

「人生は手遅ればかりだ。でも、逆に考えれば何でも間に合うということ、、、 人生遅すぎることはないのだよ」
登場人物の1人がホルテンさんに語るワンシーン 彼は、この言葉に背中を押されるように更なる冒険へ。 ほっこりだけではない、 寂寥感や孤独感もあるストーリーなのだが ラスト、ホルテンさんが鉄道ユニフォームを脱ぎ 初めて普段着で向かう旅路には その先の彼の笑顔に☆幸せなこれからが垣間見れる。
観た後いろんなシーンと共に ほーーーと、考えたりもしちゃうそんな一本。
このTシャツ☆カラー☆ラス1!!!
さてっ、この木場のバスケカフェブログ、はて何位??
By Leafie
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