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ヨーロッパの木の玩具(おもちゃ)~ドイツ・スイス・北欧を中心に~ / European Wooden Toys

最初の展示室では、見てさわって考えるをテーマに作り出されたいろんな国のきのおもちゃ、 積み木やパズルなどがケースの中にたくさん並んでいた。

木製の電話や時計、一つ一つ違う音の鳴る積み木。 透明の染料を使い、指で少しずつ色をさしていくデコア社のパズルは、 ブレーメンの音楽隊やノアの箱舟。どれも、かわいくてきれいでずっと見ていくたくなる。 「フレーベルの恩賜」全シリーズの展示もあって、家にあったものがある度、感嘆と郷愁。
手仕事を愉しむ、伝統的なが玩具のコーナーでは、 木のおもちゃの生産で有名なドイツ・エルツ山脈地方の工房のものを中心に50点余りが展示されていた。

もともと、鉱山業がさかんだったドイツ・エルツ地方。 その採掘の動力源を使って、木工ろくろによる木製おもちゃの生産が盛んになったそう。
雑貨屋で時折見かけるくるみ割り人形は、大きなものも展示されていた。 そして、大小さまざまな形をした煙出し人形。これが、どれもかわいかった! いろんな職種の人たちをかたどったもので、中の空洞部分にお香を入れるらしいんだけど。 どれも、口がぼわーんとあいてて愛らしい。実際、煙を出してるところみてみたいなぁ。


クリスマスシーズンのエルツ地方では、古くからクリスマスツリーの代わりにクリスマスピラミッドが飾られ、 18世紀頃には大きな階段式のものが、教会で欠かせない存在となっていたとか。 19世紀に入ると、エルツ地方の各家庭でも自家製のクリスマスピラミッドを飾るようになって、 20世紀に入ると販売を目的として工房での生産がスタートした。
クリスマスピラミッドには、聖書に出てくる登場人物をはじめ、 鉱山労働者の仕事の様子、あるいはクリスマス前の村の雰囲気が小さな人形で繊細にていねいに作りこまれ、 中央の回転軸の上に取り付けられたプロペラが、ろうそくの温度でゆっくりと回るのが特徴。 他にも、羽根の動く仕組みになっている天使など、どれも温かみのあるすてきなものばかりだった。

展示期間中に開催されたという、ドイツのエルツ地方の工房職人による実践のイベントビデオ映像では、 その素晴らしい手さばきに、イベント参加者から感嘆の声が上がっていた。


他にも、赤ちゃん用のがらがらや乗り物などもたくさん展示されていた。 それぞれの展示室には、実際に体験できるものもあって更に愉しめる。 どれも頭を使うし難しいしで、夢中になる。 木のおもちゃ好きはもちろん、雑貨好きにも響くものがいっぱいある。 来月3日まで開催中☆彡興味のある方はぜひ。
*館内が、一切写真禁止なので。写真は全て入口ポスターのものを使用。
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NBA連夜放映中!観戦バーチャージ等はないので、どうぞお気軽にご利用ください。 さてっ、この木場のバスケカフェブログ、はて何位?? By hojaluna
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