#chappedskin day9/メルローズとホラーナイト 25 Fri. by #BALLTONGUE
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25 Fri.
昼前くらいに起きた。パンとベーコンエッグをかじっていると、リビング周りが荷物を広げてバタバタしている。ここに泊まっていたアチャラの友人たちが帰国する日のようだ。俺らはすぐ出かけようかと思ったが、重要なオンライン面接を終えたクリスが一緒に飲みたそうにしている。




俺は車を出すので飲むわけにはいかなかったが、葉月が一緒にビールを数本空けて、夕方くらいに出ることになった。















かつてよく行った町のひとつ、Melroseに向かう。日が落ちて暗くなった町並みを、駆け足で往復して見てまわった。Fairfax highの向かいのよく行ってたカフェは、建物の面影を残して別のカフェになってた。車に戻る道すがらでももう一軒、そうなってしまってた店があったな。ネイルとかバーバーとかタトゥー屋とか、身だしなみの店が多くなった印象がある。ショーウィンドウはハロウィンの時期らしく、徹底したコスチュームのディスプレイが目立った。


























最後に見たことのないスタイルのアイスクリームを出している店を見つけて、トイレを借りがてらそこに入ってみる。COLD ROLLEDという店名。冷たいプレートに液体のアイスを薄く伸ばして、それをヘラで巻き取ってカップに数本盛りつけ、ナッツなどをふんだんに散らして、ホイップとホワイトチョコ風味のソースをかける。味も良かったし、演出とか盛りつけとかに面白さがある。店内ではちょうど、Dame DOLLAの曲がかかってた。








そこからUniversal Studiosに向かう。DFCのジョニーに突然誘われたイベントで、何が行われるかはよくわかっていない。 30分ほど走って着いたときから、独特の活気と雰囲気があって凄かったな。大きな傾斜を上がって入る駐車場の規模の大きさや、車にギリギリな天井の低さだけでもなんだかワクワクしてきた。普段は入れない時間帯のテーマパークに入るのは、特別感があってなんだか愉しい。




そもそも俺は、日本のUniversal Studiosにも入ったことがなく、ここがどんな場所かまるで想像がついていなかった。DEAD FRESH CREWがなにかやると言っていたし、中くらいの倉庫かなにかだろうと想像してたほどだ。そんな風に事前情報ゼロだっただけに、その規模と活気と非日常感には驚くばかり。ちょいちょいジョニーとメッセージで連絡を取り合いながら、気の向くままに園内を周遊する。初めに乗ったローラーコースターは短かった。しかし、その次に見つけたのはJabbawockeezのショー。かつてNBAのハーフタイムショーに出ているのを映像で見て好きだったから、迷わず早めに並ぶことにした。ファストパスの列がまずあって、俺らは一般客の列に並んでいた。だから入れればいいというくらいの気分だったのに、開場して席に着いて、気づいたらそこはステージ左下そでの最前列。ほどなくして始まったショーを、最高の臨場感で愉しめた。クールで魅力的で技巧を凝らした素晴らしいエンターテイメントだった。















ほかにもTransformersなどを愉しんだが、そろそろジョニーたちにも会わなければならない。どの辺にいるのだろうと思っていたら、だだっ広い園内に人が無数にいる中、見覚えのあるロゴを着た団体が前を歩いていく。「いた!」と思い、最後尾の男に声をかけるが、もう一つのクルー所属の男だったらしくいまいちな反応。しかしその連れが「おお、おまえの話は聞いてるぞ」といい、ジョニーなら前にいると言う。全員がお揃いの黒Tを来たアフリカンアメリカンで、面識もほぼないため暗い園内ではよく見分けがつかない。あとで知ったことだが、その中にはジェニングスも居たようだ。そんな中しかし、なんとなくの雰囲気で声をかけた相手は的中でジョニーだった。短時間だがテンションの高い挨拶と会話を交わしたあと、また後で会う約束をしてひとまず離れる。彼らのチケットはファストパス付きで、同じ列に並べないのが難儀だった。




















その後もお互いに連絡を取り合いつつ、それぞれの興味ある場所をぶらつく。そして最後に合流して写真など撮るはずが、失敗した。おおかた向こうの電池切れだろうが、突如連絡がとれなくなってしまった。しばらく出口前のエスカレーター上で待ってはみたが、どうも今夜の運は尽きたようなので帰ることに。まあひとまず初対面は出来たし、今後次第だろう。 なによりこのイベントに来れたこと自体が良い。これは、Universal Studiosがこの時期限定でやるHorror Nightというイベントで、ハロウィンをテーマにした様々なスペシャルアトラクションを中心に、園内がおどろおどろしく飾りつけられて、色んなモンスターが来園者を驚かせてねり歩くというもの。その中でDEAD FRESH CREWはどうも遊んでいたようにしか見えないが、以前LAに住んでいた頃はハロウィンの時期を逃してしまった葉月も、ついに本場のそれを体感することが出来たし、俺もここのエンターテイメントの凄みを肌で感じることが出来て良かった。


この日当初のプランはサクラメントに行ってのPOR@SACのゲーム観戦だったが、迷ってこっちにして正解だったと思う。身体はひとつ、NBAへはまたいつか。 家に帰って寝る支度をしていると、電話が復活したらしいジョニーから連絡が入っている。「やはりな」と笑い、遅い眠りについた。
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NBA連夜放映中!観戦バーチャージ等はないので、どうぞお気軽にご利用ください。 さてっ、この木場のバスケカフェブログ、はて何位??
by MUЯ
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